人間ドックで検診を受けると、発見されやすいことがあります。肥満や肝機能障害をはじめ、肝臓や中性脂肪です。特に、肝炎や脂肪肝などの肝臓の病気や、腎機能障害はすぐにわかります。血液検査をはじめ、エコー（超音波）で、数値と内臓の状態の両方の結果が出ます。
内臓に不安がある人、または太りやすい人、最近急激に太ってきた人は要注意です。基本的な検査の他、最近では脳ドックと呼ばれる検査もあります。人間の脳はすべての動作の命令系統です。ここはうまく作動しなければ、体の自由がききません。
その脳専門のドックも受診できるようになり、最近はその知名度もあがってきました。これは基本的な人間ドックのメニューではなく、オプションになります。脳ドックを受診したい場合は、オプションの申し込みや検査可能年齢の有無を見ておきましょう。脳ドックは認知機能やホルモンバランスを調べます。
病院によっては、アンチエイジングドックという呼び方をする場合もあります。人間ドックで細かな健康状態がわかることはよいことですが、これを病気が発覚したら困る、怖いという理由で拒否してしまう人もいます。誰でも深刻な病気を宣告されるのは嫌ですが、今の医療は最先端の治療ができます。それも、最善の治療は早期発見といわれるほど、早期で病気を知ることができれば、ほとんどのケースで治癒できるといわれています。
オプションで受診できるのは脳ドックだけでなく、女性用の検査もできますから、自分の体と相談して受診しましょう。